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ラグビーワールドカップ 開会式がスゴ過ぎる件 ヘンリー王子も出演 |イマコレ| [イングランド大会]

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ラグビーワールドカップ2015 イングランド大会

4年に一度のラグビーの祭典。名実共にラグビー世界一を決める頂上決戦の場です。

日本は初戦の南アフリカ戦に勝利し、優勝候補を劇的な逆転で下したニュースは世界中を駆け巡りました。

残念ながら日本でのラグビー熱はサッカーほどではありませんし、根強いファンはいたものの、メディアへの露出度も決して高いとは言えませんでした。

それが、、、たった一度、、、強豪国に勝利しただけで、、、これだけ注目されるのです!
そうなんですね、理屈ではなくスポーツはまず勝つことが大切だという事をあらためて教えてくれました。

そんな日本戦にばかり興味が集まるところですが、9月18日に行われたオープニングセレモニー開会式の演出が見どころ満載なのです。

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ロンドンオリンピックでも開会式のオープニング映像にエリザベス女王やベッカム選手などが登場し話題をさらいましたが、今回もサプライズ演出が楽しめるのです。

イングランドと言えばラグビー発祥の地、開会式冒頭の映像競技の起源になったとされる一人の少年の再現シーンから始まります。

今から192年前(1823年)、イングランドの有名な私立校であるラグビー校でのフットボールの試合で、エリス少年が突然、ボールを抱えたままゴール目指して走り出したことだとされています。

オープニング映像ではこの逸話を再現。ラグビーというスポーツの自由を象徴するシーンとして効果的に演出し、11の開催都市をW杯の過去の名場面と重ね合わせながら旅したエリス少年が、最後はトゥイッケナムに球を蹴り込んで、場内でのセレモニーへとつないで行きます。



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そうです、気がつかれましたか?



ヘンリー王子だったのですね!
ヘンリー王子は、「ラグビー界のデビッド・ベッカム」と呼ばれる元イングランド代表選手ジョニー・ウィルキンソンと共に庭師の役でカメオ出演したのです。

出演シーンを思い出していただければと思います。

少年がフットボールを脇に抱えて走り去っていく姿を見た庭師のジョニーが「彼は何をしているんだ?」と言うと、となりで掃き掃除をしているヘンリー王子が「気にすんな、ジョニー。あんなの絶対に流行らない」という台詞で出演しています。

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いや〜本当にウイットに富んだ台詞に演出ですね。残念ですが、われわれ日本人にはまだ真似出来ないというか、社会が許容しきれないのかなと思います。

英国内ではもちろん大ウケで、オープニングセレモニーの会場では驚きと喝采で埋め尽くされました。
当日、来賓として出席されたウイリアム王子キャサリン妃も思わず笑顔(苦笑かも?)でした!

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ヘンリー王子はこのあと開会式のメインステージで挨拶を行い、「ラグビーワールドカップ2015が、現在プレーしている選手たちや、新たにラグビーに関心を持った人々、そして未来の世代に大きな刺激を与えることを期待している」と話し、その真摯なスピーチに会場からは温かな拍手が送られていました。

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このような素敵な演出で幕を開けたラグビーワールドカップ2015イングランド大会

2019年には日本が舞台になりますから、今からラグビーの楽しみ方を学ぶ意味でも注目したいですね!


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